2年7ヶ月ぶりに一時帰国して来ました⑦ 〜愛染祭編〜

Xin chào mọi người !
みなさん、こんにちは!いしかわつかさです。

今回は一時帰国に関しての第7弾です。
第1弾から7回に渡って書いてきたこれもここで終わりです。
ベトナムに帰ってきてから1ヶ月以上経過しているのに、すみません。
大阪三大祭の1つである愛染祭に参加して来ましたので、そのお話です。
ちなみにですが、第6弾でご紹介したSONYのα7Ⅳでほぼ撮影しています。一部、α7R Ⅲですが、ほぼほぼα7Ⅳです。

目次

愛染祭とは

愛染祭は大阪三大夏祭り

愛染まつりは、愛染堂勝鬘院しょうまんいんで行われる、天神祭、住吉祭と並んで大阪三大夏祭りの一つに数えられています。
毎年6月30日から7月2日の3日間開催され夏祭りの先駆けとして知られています。また、同寺は593年に聖徳太子によって建立されたと伝えられ、同祭が日本最古の夏祭りと言われています。

令和4年(2022年)は6月30日と7月1日の2日間

今年の愛染祭りは、新型コロナウイルス感染症対策で例年の3日間から2日間に短縮し、さらに規模を縮小しましたが、平成30年(2018年)から中止していた、天王寺駅付近から愛染堂まで練り歩く、愛染娘らの「宝恵駕籠(ほえかご)パレード」は執り行われました。

 今年の愛染娘は、公募でなく関係者らの推薦で選出された6人。それに加えて、日本の文化を知ってもらおうと、ウクライナからの留学生(避難民)3人が参加しました。

6月30日には「夏越の祓えの大法要」

夏越の祓(なごしのはらえ)とは、一年を半分にした6月の晦日(みそか)旧暦6月30日に執り行われていた神事の事です。夏越の祓は、心身の穢れ(けがれ)や、災厄の原因となる罪や過ちを祓い清める儀式です。
つまり、1月〜6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願する儀式です。
夏越の祓は、6月30日に日本全国の神社で執り行われますが、愛染堂でも愛染祭の一つの名物として「夏越の祓えの大法要」があります。総本山四天王寺の僧侶が大結集し、蓮の華弁を模った五色の散華散じて清めが行なわれます。
それはそれは、圧巻のビジュアルです。

実は、数年前からこの祭に関わらせて頂いていて、今回も一時帰国で短期間でしたが、準備からお手伝いしていました。

写真で見る愛染祭

どんな祭りだったかは、写真を見てもらえばわかると思いますので、6月30日の1日だけですが、参加せていただいたので、時系列に合わせて、ご紹介させて頂きます。

時系列
09:00 愛染堂勝鬘院に到着

9時頃に到着して、諸々準備をしていたら、山岡住職が早速取材を受けていました。
大阪で一番最初に行われるお祭りでしかも数年ぶりにパレードが行われるとして注目度が高いです。

愛染堂勝鬘院 山岡住職
時系列
11:00 移動

パレードが11時30分から始まる為、移動。目的地は清風情報工科学院です。

個人の感想ですが浴衣は後ろ姿がいい
時系列
11:20 清風情報工科学院到着

清風情報工科学院に到着すると留学生のみなさんと合流し、また、今回愛染娘として参加されるウクライナの方もここで合流しました。その他の留学生のみなさんも祭りのサポートをしてくれます。そして、11時30分に出発しパレードが開始されました。この日は、ホンマに暑かったので、僕は報道陣?メディア?呼び方は分からないけど、この人達ほんまに大変そうやなって見てました。

清風情報工科学院の留学生のみなさんと合流
パレード出発前のあいさつ
報道陣に囲まれ出発です
清風情報工科学院ではウクライナ学生支援を行っています
時系列
11:30 パレード開始

「愛染さんじゃ、ほーえーかーご」の合図と共に、清風情報工科学院を出発するとまずは天王寺公園の新スポット、芝生エリア「てんしば」に向かいました。突然の現れた華やかな集団は、街の通行人達から一挙に視線を集めました。
12時前に天王寺区のランドマークである「あべのハルカス」前を通過しました。この日は本当に良い天気でした。毎年6月30日は雨のだったので意外です。7月7日の七夕も比較的、雨なのと同じように周期ってあるんでしょうかね。余談ですが、1964年の東京オリンピックの開会式を10月10日に決定したのも、統計的に晴れの日が多かったからだそうです。

「てんしば」に向かってパレード
写真を正面から撮ろうとして注意を受ける人
あべのハルカスと一緒に
時系列
12:00 てんしばに到着し男組と合流

男組と合流し宝恵駕籠ほえかごでのパレードとなり、より一層華やかになりました。
ここ「てんしば」から「愛染堂勝鬘院」までの約1.3kmを約1時間掛け、「愛染さんじゃ、ほーえーかーご」の合図と共に練り歩きます。

令和4年度愛染娘 牧村比菜乃さん
令和4年度愛染娘 古蛇歩世さん
令和4年度愛染娘 山村華鈴さん
令和4年度愛染娘 石崎杏さん
令和4年度愛染娘 徳山夏稀さん
令和4年度愛染娘 草壁里奈さん
令和4年度愛染娘 ユリア・チ ェピシコさん
令和4年度愛染娘 オルハ・ソンさん
令和4年度愛染娘 エミリア・ターマイエヴァさん
留学生のみなさん
時系列
12:30 あべのハルカスを背景に”駕籠上げ”

”てんしば”から”愛染堂勝鬘院”までの途中では、時折、「差し上げ」と呼ばれる宝恵駕を天に掲げる「駕籠上げ」のパフォーマンスをしました。見た目通りに大変力強く、かつ、とても目立つ為、パレードは一層盛り上がりました。

報道陣に囲まれる
男組のみなさんはほんまに楽しそうで辛そうでした
だんじり囃子 かずらのみなさん
炎天下の中 小気味よい音を奏で続けています
続々と愛染堂勝鬘院へ到着
時系列
13:00 愛染堂勝鬘院で参拝

愛染堂勝鬘院に到着すると本堂の仏さま「愛染明王」に参拝しました。
この仏様は秘仏となっており、愛染明王の大縁日にあたる愛染まつり(6月30日~7月2日)とお正月の新春ご開帳(1月1日~1月7日)のみ御開帳しています。
そして、本堂前にて手打ちを行いました。

本堂にて参拝
全員で手打ち
時系列
13:30 多宝塔前で駕籠上げ

愛染祭のメインイベントです。多宝塔前での駕籠上げです。順番に計9名。
ずっと見ていましたが、男組が本当にがんばってました。どうしても、愛染娘に注目が集まるので、あえてここでは男組の有志も記録として残しておきます。

愛染祭のメインイベント「駕籠上げ」
時系列
14:30 ウクライナの方への囲み取材

今年は、どうしても話題になるウクライナ人学生です。報道陣人は基本ここに集中していた気がします。
御三方が笑顔で楽しんでいたのが印象的でした。こんな風に笑顔で溢れる世界になるといいですね。

昨今の情勢もあり特に注目を集めていました
囲み取材を終えて記念写真
共同通信のYouTube
時系列
15:00 夏越の祓えの大法要

「夏越の祓の大法要」はほんまにご利益しか無いと思う。この儀式はとても好きです。圧巻。
毎年6月30日に行われ、1年の半分に当たる晦日ですね。
これで僕も、1月〜6月に溜まった邪気が取り除かれたと思います。

年により場所が違いますが、2017年は多宝塔で行われていました。

2017年6月30日
時系列
15:00から19:00まで

境内では、だんじり囃子やすずめ踊りが定期的に行われ祭りを盛り上げていました。
愛染娘は交代でおみくじ販売などの物品販売のご奉仕をされていました。

時系列
19:00 閉門

以前は20時頃までやっていたような気がしますが、コロナウイルスの感染拡大予防の観点から1時間早い閉門となっていました。1日、ずっと晴れていたので、愛染娘さん達はほんまに大変だったと思います。お疲れさまでした。

まとめ

大阪三大祭の愛染祭をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
ご存じの方、初めて知った方いるかと思いますが、大阪にはこういった祭りもあるんだよって言いたかったのです。

やはり、祭りと言うのはいいですね。この頃に比べ、今日本では感染者が増えていますね。僕も先月に感染しました。ですが、日本各地で花火大会が模様されたり、例年と同じ様に祭りを開催されたり、逆に、中止の判断、規模の縮小など、各自治体、市町村が頭掛けて判断しています。僕はそれを尊重したいと思います。また以前と同じ様な生活が早く来るといいですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次