ハノイで野良犬の増加が深刻化全地区に野良犬捕獲チームを設置

Xin chào mọi người !
みなさん、こんにちは!いしかわつかさです。

時事ネタです。
野良犬がめっちゃ増えているようです。
僕もこっちへ来る際は狂犬病のワクチンを接種していますが、安心は出来ないですね。皆さん、気を付けましょう。

目次

過去、試験的に実施していた。

改めてニュースを見てびっくりしましたが、野良犬が増えているようです。
地域住民、特に子供たちに大きな危険をもたらしています。野良犬の増加は、ハノイ市民の不安の種です。

ハノイ畜産獣局が、2018〜2019年の1年間にわたり野犬捕獲チームの試験的活動を実施していました。

野良犬だけでなく、ペットとして飼われている犬もマズル(口輪)をせず、公共の場所を歩き回っている犬も対象で、とにかく、そこらへんの犬をバシバシ捕まえていたそうです。

捕まえられた犬は施設へ送られますが、48時間以内に、飼い主が現れない場合、殺処分の対象となりました。
飼い主が引き取りに来た場合、600,000〜800,000VND(約3,341円~約4,455円)の罰金を支払い、検疫されていない犬は、狂犬病予防注射を義務付けました。

市民からは肯定的な結果が得られたと発表されましたが、活動を行う際の活動資金も含めて適切な支援が困難になった事で、一定期間の活動後、休止せざるを得ない状況となりました。

犬を施設に一時保管する場所も、動物を管理する目的で作られた場所でないので、管理も大変だったと言います。

zingnews.vn ※2018年末撮影

2022〜2030年の首都ハノイの狂犬病予防プログラム実施を承認

しかし、冒頭でも言ったよう、ハノイの野良犬の増加が深刻化しています。
そこで、ハノイ市人民委員会のグエン・マン・クエン副委員長は、2022〜2030年の首都ハノイの狂犬病予防プログラム実施を承認、公布しました。今月4日より実施が開始された同プログラムにより、各地域の人民委員会には、管轄地域で飼育されている犬猫の数を正確に統計して報告すること、飼育世帯の9割以上を管理することが求められています。

また飼い主には次のことが求められています。飼育する犬猫の人民委員会への登録はもちろんのこと、近隣の人々の迷惑にならないよう、敷地内にリードでつなぎ、衛生環境を整えた上での飼育すること。公共の場所に連れて行くときは、リードを使用して帯同し、周りの人々の安全を確保すること。管轄地域の規制に従って狂犬病の予防接種を受けさせ、接種したことが識別できる識別用の首輪の着用を協力することです。

住民、民兵、警察、獣医などの6〜8人で構成される野良犬捕獲チームは、週に1、2回不定期に活動し、衛生面の管理が行き届いていない、公共の場でリードをつけない、などといった飼い主を指導すると同時に、狂犬病ワクチンの接種に対する意識も高めていく方針だそうです。

まとめ

昨年の暮れにフランスでは犬猫の販売を2024年から禁止となり、動物の扱いに関する法律が改正されました。
これは、衝動的にペットを飼い、管理できなくなり野に放つといったことが大きな要因の一つとなった為、状況は違いますが、
まぁ、本質としてはちゃんと管理しようぜ!というのがあります。

記事の原文の中には、Đống Đa区に住む女性が犬に怯えて、通勤ルートが変更したとも書いています。
僕は犬に対して特別何も感じませんが、夜歩いていて野良犬に遭遇すると流石に怖いです。

ただ、このプロジェクトはまだ動き出したばかりの為、これから捕獲方法を含めた運営方法、つまりは、モデルを市内の579のコミュニティや区などに配備する予定のようです。

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