ホーチミン(Hồ Chí Minh)に2泊3日で行ってきたよ!②

Xin chào mọi người !
みなさん、こんにちは!いしかわつかさです。

ホーチミン旅行の第2弾です。
この日は、ベトナムの建国記念の日でした。色んな所でイベントがあり、特別何かをした訳では無いですが、楽しかったです。

目次

9月2日は国慶節(Ngày Quốc Khánh)

1945年9月2日にホー・チ・ミン主席が「独立宣言 」 を発表

9月2日はベトナムの 建国記念日(国慶節) です。1945年9月2日、ホー・チ・ミン主席が「 独立宣言 (Tuyên ngôn độc lập)」 を発表し、ベトナム民主共和国(Việt Nam Dân Chủ Cộng Hòa)が成立。東南アジア初の社会主義国家が誕生しました。ベトナム語で建国記念日のことをNgày Quốc khánh(ガイコックカイン、国慶の日)と言います。 ベトナムの各祝日 の中で最も重要な祝日に位置づけられています。

ベトナム民主共和国建国までの流れ

ベトナムはフランスによって植民地化され、約60年間にわたりフランスの完全支配を受けていましたが、第二次世界大戦中に宗主国フランスがドイツに破れ、フランスに親ナチスのヴィシー政権が誕生すると、ヴィシーと手を結んだ日本が1940年にベトナムへ進駐。 ベトナムはフランスと日本の二重の支配を受けることになります

フランス軍と日本軍に対抗すべくホー・チ・ミン氏らが結成した ベトナム独立同盟会(Việt Nam Ðộc Lập Ðồng Minh Hội=越南独立同盟会、略称:ベトミン) は、日本と交戦中の米国や中国から支援を受けつつ、仏日両軍を相手にゲリラ戦を展開していきます。

そんな中、1944年10月から翌年5月にかけて、ベトナム北部で大規模な飢饉が発生。40万人から200万人が餓死したとされています。天候不順の凶作に加え、空襲で南北間の輸送が途絶えていたこと、フランス植民地政府や日本軍の食糧挑発などが重なったことが原因。飢饉に対して何の対応も取らなかったフランスと日本に対するベトナムの人々の感情は最悪なものになります

1945年3月9日、 日本軍はフランス植民地政府を打倒し、ベトナムを完全な支配下に収めます(仏印処理) そして、フランスの庇護下で存続していたベトナム王朝の阮朝が日本への協力を約束して、ベトナム帝国を樹立します。

しかし、日本の敗戦がほぼ決定的となると、ホー・チ・ミン氏は8月13日、総蜂起の指令を発出。日本の無条件降伏を受け、ハノイ市でベトミン扇動の大衆デモが起こり、武装蜂起へと発展。 19日にはベトミンがハノイ市にある政府機関の制圧に成功しました。これが、 8月革命 です。この人民蜂起はフエ、サイゴン(現在のホーチミン市)に拡大、8月30日にベトナム最後の皇帝バオダイ(保大帝)が退位します。

そして、 日本政府がポツダム宣言に調印した9月2日、ベトナムではホー・チ・ミン氏がベトナム民主共和国の独立を宣言しました ベトナム民主共和国誕生の瞬間です。

しかし、この僅か1年後にはインドシナ戦争が勃発。南北分断、そしてベトナム戦争と、ベトナムに真の平和が訪れるまでの道のりは遠いものでした。

9月2日はイベントがいっぱい

9月2日はベトナムの祝日で、2022年最後の祝日でもあります。2019年に国会で可決された改正労働法が2021年1月1日に施行されたことに伴い、2021年から建国記念日の祝日の日数が2日間となり、今年は9月1日(木)から4日(日)までの4連休となりました。

このホーチミンでももちろんイベントはありますが、例年執り行われていた、花火大会は今年も行われず、熱気球や他の一連の活動が行われました。

気球のイベントはサイゴン川に面している2区で行われていました。
僕は対岸の1区からその様子を眺めていましたが、めっちゃ人が居るし暑いしで、1時間ぐらいでその場を離れました。

サイゴン大教会(Nhà thờ Đức Bà Sài Gòn)

サイゴン大教会の歴史

サイゴン大教会は、フランス植民地時代の19世紀末に建てられたレンガ造りのカトリック教会で、ホーチミンを象徴する歴史的建造物です。フランス人がミサを行う場所として、建築家ジュール・ブラール氏によって設計されました。

サイゴン大教会の特徴的な2つの尖塔は、高さ約60mにも及び、教会完成後に増築されたと言われています。

教会の前に建つ聖母マリア像は、1959年に設置されました。

1962年には、通常の教会よりも上位で特別な役割があると見なされる「バシリカ(Basilica)」としての特権を当時のローマ教皇により授与され、それをきっかけに「聖母マリア教会」と呼ばれるようになりました。

現在は改装中

今は残念ながら改装中で中に入ることは出来ませんでした。1年前にもここは通っておりますが、中には入っておらず残念です。この教会の見どころは、アーチ型の高い天井の至るところに散りばめてある56枚のステンドグラス、イタリア人彫刻家によって、1959年にローマの花崗岩で作られてホーチミンに運ばれて来た、高さ4.6メートルの聖母マリア象です。毎週日曜日にはミサが行われ、1200人収容可能な教会がいっぱいになるそうです。ちなみに、ベトナムの約2割がキリスト教のようです。

改装中ではありましたが、逆に改装中を見れるのも今だけなので、それはそれで残念ではありますが、良かったです。
次回は中に入ってみたいです。

中央郵便局(Bưu điện trung tâm Sài Gòn)

中央郵便局とは

サイゴン大教会の隣にある「中央郵便局」は、フランス統治時代に建てられ、パリのオルセー駅をモデルにした外観が特徴的です。外観はもともとピンク色でしたが、2015年に現在の色鮮やかな黄色に塗り替えられました。塗り替えた当時は、市民からの反発が多くあったそうです。

内装は、サイゴン大教会と同じく天井がアーチ型で開放感があります。「中央郵便局」は観光スポットだけでなく、通常の郵便局として営業しているので日本への郵便物がある場合はここで送ることができます。郵便局内にはお土産店も並んでおり、雑貨や日用品まで様々なお土産を楽しむことができます。郵便局なので切手をお土産に買っていくのもおすすめです。

前回訪れた時は、人も少なく、郵便局内の写真を自由に撮影出来ましたが、今回は、iPhoneで撮影した所注意を受けました。ここは撮影禁止になったのかな?ただ、ツアーの観光客も多く、みんなバシバシ撮影してましたが、どうだったんだろ?一眼での撮影はしませんでした。

ホーチミンブックストリート(Ho Chi Minh City Book Street)

独立77周年の記念イベント

このブックストリートは、どこの世界でも同じような現象が起きており、ベトナムでも年々本を読む人が減ってきているようです。その中、少しでも本に触れて機会を増やす目的で作られたようです。

この日は、独立記念日の為、特別に色んな展示がされていました。何を書いているかは全くわかりませんが、雰囲気は良かったです。写真には写っていませんが、小さな本屋さんがいくつも並んでいました。

ベトナム語が読めなくても、見るだけでも楽しいので、サイゴン大教会や中央郵便局とセットで訪れて見て下さい。

ホーチミン市民劇場(サイゴン・オペラハウス )

2021.1.1

1975年の終戦以降はホーチミン市民劇場という呼び名に

1898年、フランス統治時代に建てられたコロニアル建築様式の建築物。
サイゴン・オペラハウスとして、フランス人建築家ウジェーヌ・フェレ(Ferret Eugene)によって建てられ、ベトナム戦争中は南ベトナムの国会議事堂としても使用されていた歴史のある建物です。
1975年の終戦以降は再び劇場になり、ホーチミン歌劇場、ホーチミン市民劇場(Nhà hát Thành phố Hồ Chí Minh)とも呼ばれます。華美と批判を受けた装飾を取り外したり空爆を受けたりと劇場は長い歴史の中で姿を変えていきましたが、1998年にサイゴン創設300周年を記念してファサードがオリジナルの形に復元されました。劇場内には公演時にしか入ることができません。

建国記念日にはコンサートが行われていました

よく分かっていませんが、スウェーデンの車メーカー「VOLVO」が主催かメイン協賛のコンサートが行われていました。
テレビ中継?もされており、周囲は賑わっていました。司会の女性も可愛かったです。
結構な爆音だったので、これも数分楽しんだ後、立ち去りました。

オペラハウスのチケット等も下記のサイトより購入できます。色々検索したら出てくるので、これに限らず探してみて下さい。
結構楽しそうなので、一度は行ってみたいなと思いました。

ホーチミン人民委員会庁舎

2021.1.1

かつての名称はフランス語で「オテル・ド・ヴィーユ(市庁舎)」

1898年から1909年にかけて建設されたフレンチコロニアル様式の建造物で、フランス人建築家ギャルドが設計を、また画家リュフィエが内外装の装飾とレリーフのデザインを手掛けたことで有名です。

歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue)通りの端に位置する見た目が豪華なホーチミン市人民委員会庁舎は、夜にはライトアップされ、美しく浮かび上がります。現在も人民委員会の庁舎として使用されており、内部の見学は出来ません。

また、名称はフランス語が「オテル・ド・ヴィーユ(Hôtel de ville、『市庁舎』の意)」、ベトナム語が「ジンサータイ(Dinh Xa Tay、『フランスの市庁舎』の意)。その後、ベトナム共和国時代から「サイゴン市庁舎」、サイゴン陥落後の1975年からは「ホーチミン市人民委員会庁舎」と呼ばれるようになりました。

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前回も今回も残念ながら夜に訪れていませんでしたが、昼間でもその眼を見張る姿は、十分楽しめます。建物はフランスを感じれ、東南アジアなのに不思議な印象を受けます。ホーチミンは、フランスを随所に感じることが出来ます。

<おまけ>タンディン教会 ※2021年1月3日

2021.1.3

米国の「世界のピンク観光スポット」で紹介

ホーチミン市中心部からタンソンニャット国際空港へ向かうハイバーチュン通り沿い、橋を渡る川の近くにタンディン教会はあります。ローカルの店が並ぶ通りに突然ピンクの大きな建物が見えてきたら、それがタンディン教会です。

フランス統治下の時代にキリスト教が広く普及したベトナムには、各地に教会が建てられています。ホーチミンで教会と言えば、一番知られているのは何と言っても「サイゴン大教会」こと聖母マリア教会でしょう。ホーチミン一の繁華街・ドンコイ通りの北西に位置し、レンガ色の建物に白い二つの尖塔がよく映える、とても美しい教会です。
ホーチイン随一のその教会をしのぐ人気となっているのが、「ピンクの教会」として人気沸騰のタンディン教会です。

僕が訪れた時は、お正月でクリスマスイベントの流れでデコレーション?されていました。

これは、去年訪れた場所の為、今回紹介するのはちょっと違うのですが、紹介するタイミングが無かったので、今回、ねじ込みました。
とても派手な教会なので、ここも時間があったら是非行ってみて下さい。

まとめ

如何だったでしょうか。今回は、観光地をメインにご紹介しました。自分でまとめていて、意外と結構回ったなという印象です。しかもこれ、午前中だけです。午後からはツアーに参加したので、次回そのお話をしたいと思います。

ホーチミンにまだ行った事がない人は、とりあえず、サイゴン大教会と中央郵便局は必須で行った方がいいです。では、また。

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