【悲報】外付けハードディスクが壊れた話

みなさん、こんにちは。
いしかわつかさです。

今日は、僕が盛大にやらかした話です。大切なデータが入ったハードディスクを壊してしまいました。

目次

気をつけていましたが…。

論理障害と物理障害

ハードディスクの故障には大きく2つあります。
データの破損によって起こる論理障害とハードディスクそのものの破損によって起こる物理障害です。

論理障害は比較的、軽度と言われる部類に入り、物理障害は重度という部類に入ります。

論理障害の症状としては、フォーマットの要求やOSが起動しない、ファイルやフォルダが開けないなどがあり、ハードディスク自体は正常に起動することもあるため、気が付かないケースもあります。

物理障害の症状としては、異音や異臭、発熱、フォーマットの要求、BIOSで認識されない、OSが起動しない、頻繁に再起動するなどがあります。コピーや保存に時間がかかるようになったなど論理障害と似たような症状になることもあり、論理障害と見分けるのが難しいケースもあります。

そして、今回僕の身に起こった障害は、物理障害でした。

原因はシンプルです

原因はとてもシンプルです。AC100Vまでしか対応していないハードディスクにベトナムの標準電圧であるAC220Vをぶっ刺して、基盤を損傷させてしましました。基盤が損傷した為、モーターも駆動しなくなり、文字通りうんともすんとも言わない状態となってしましました。

もちろん、気をつけていましたが、AC100Vに変換してると思い込んでやっちゃいました。大切な写真データが入ったHDDの為、どうにかしてデータを取り出したい。ということで、修理業者を探すことにしました。

ちなみに、僕が使用していた外付けハードディスクは下記です。

修理を依頼する

修理金額の相場

修理を依頼するにあたって、やはり気になるのは修理金額ですよね。僕もハードディスクの修理を依頼するのは今回が初めての為、色々調べました。

論理障害と物理障害の重さ別でまとめた料金相場の一覧表です。

障害度合い論理障害金額物理障害金額
軽度障害10,000~60,000円70,000~130,000円
中度30,000~100,000円150,000~400,000円
重度100,000~250,000円200,000~700,000円
参照元:https://exidea.co.jp/blog/daily-necessaties/hdd/price/

僕は物理障害なので、上の表を見ると引くぐらい高額な事がわかります。日本の相場の為、参考程度にしかなりませんが、10万ぐらいは覚悟して、ベトナムにある修理業者に見積作業を始めました。

会社のIT部門に依頼

まずは、個人的な要件ですが、IT部門にお願いして近くの業者に相見積して貰いました。
何社か依頼しましたが、「出来ない」という回答が多く、焦りました。

1社出来るという回答を貰いましたが、提示された金額が「26,000,000VND(約149,000円)」。
流石に「OK」とは言えず、見送りました。

ベトナム人の知人に相談

次に相談したのが、ベトナム人の知人です。IT関係の会社に働いている為、何か知っているかなと、藁にもすがる思いで相談しました。候補となる業者を2つ程紹介して貰い、直接、お店に持っていき確認してもらいました。

そして、遂に業者に依頼するところまで持っていくことに成功しました。

Công ty TNHH MTV Dịch vụ số HTI 

11月5日に依頼して完了が1月3日

結論から言うと2ヶ月掛かりました。

時間が多く必要になった理由は、データの確認に時間を取られたことです。
このハードディスクは僕が2019年6月にベトナムに来てから一度も起動したことがなく、どんなデータがどういうフォルダ構成で保存されていたかを、全く記憶していなかった為、今何%復旧したかが感覚値でしか語れなかったからです。

最初にデータの完了連絡が来たのが11月下旬。データの確認を行ったのが、11月26日です。
データ容量は200GBでした。4TBのハードディスクに200GB?と思いながらお店に行きましたが、案の定、全くデータがありませんでした。

フォルダ名は「α99」となっており、2018年のデータのみありました。
僕の記憶では、全ての写真データを保存していたはずなので、フォルダ構成自体は覚えていませんでいたが、「α99」とあることから想像して、「α65」「α99Ⅱ」「α7RⅢ」もあるはずと伝えてこの日は終了。

次にお店からデータを取り出せたと連絡が来たのが、12月中旬、前回から大きくデータが増えており1.5TBと連絡がありました。これは期待出来るかなと思い12月17日にお店に行って、データの確認を行いました。ただ一番使用していた「α99Ⅱ」のデータが明らかに少なかった為、再度確認をしてもらいました。

そして、1月3日。結果的に、2019年の1月から6月のデータは復旧できなかったけど、それまでのデータはほぼ復旧でき、最終的なデータ容量は3TBとなりました。2019年のデータはこの世から無くなり、ダメージが無いかと言われるとありますが、切り替えることにしました。

結局いくら必要だった?

結局、支払った金額は 12,000,000 VND (約68,000円)でした。まぁ安く収まった方かなと思うようにしました。結構痛いんですけね。高い授業料と思うことにします。

今後の対策

クラウドではなくHDD

今回、データを破損させてしまった為、それを復旧するのに高い費用が必要となりました。なので、1つ壊れても問題ないように、2つのHDDに保存して、運用しようと考えました。

クラウドでなくて、物理的なHDDを選択した理由は、Amazon Driveが使用できなくなったからです。Amazon Photoも写真データなら無制限にAmazonプライム会員なら出来ますが、管理がすごくめんどくさいので、候補から外しました。

他のクラウドサービスは軒並み維持費が高い為、検討すらせず、HDD運用にしました。実は、NASも自宅に設置しているんですが、古いデータは入れていなかったんですよね。2019年7月以降はちゃんと残ってるんですが、、、。

という訳で、5TBのHDDを購入しまいた。電圧違いによる破損リスクを軽減するために、BUSパワーで駆動する2.5インチのものを選択しました。

まとめ

と言う訳で、ハードディスクが壊れた話でした。もうこういう不幸は今後起きて欲しくないし、僕のようなことにもなってもらいたくないです。今回この5TBを2つ買いました。今データを整理中ですが、整理が完了したら、NASにも保存して、2度と消えないようにします。NASもミラータイプにしている為、最強だと思ってます!みなさんも電圧は注意して下さい。

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