【ONE PIECE】第1072話 ”記憶の重さ” 裏切り者はやっぱりあの人!?【ネタバレ】

2023年1月24日2023年2月8日

※本誌の情報を元に1072話の内容について、感想や考察の記事を作成しています。
ネタバレが含まれておりますので、単行本派・アニメ派の方はご注意ください。

前回のあらすじ

【レッドポート】カマバッカ王国で姿を消したバーソロミュー・くまがレッドポートに現れた
【レッドポート】レッドポートに現れたくまはそのまま上を見上げ立ち止まっている
【未来島・工場層】ルフィが”四皇”である事を認めていないルッチは海軍本部を待たずに任務を進める
【未来島・研究層】ベガパンク・サテライト達が各々の意志・思想で今の状況を捉えている
【未来島・研究層】リリスが今すぐにでも攻撃を仕掛けようとするがシャカがそれを制している
【未来島・研究層】ステラが島内にいる”誰か”に相談し助けてくれるようにお願いをした
【未来島・研究層】ボニーは研究室を走り回りベガパンクの元へ向かう
【未来島・研究層】突然、迎撃システムである”フロンティアドーム”が解除される
【未来島・工場層】ルッチ達は罠と思いつつも好機と捉え研究層へ侵入する
【未来島・研究層】ステューシーがサニー号を見つけるとカクが破壊する為に”嵐脚”を放つ
【未来島・研究層】船番をしていたゾロがそれを相殺する
【未来島・研究層】ピタゴラスが”フロンティアドーム”の復旧に成功するがCP-0は既に侵入
【未来島・研究層】ルフィ達とナミ達が合流する
【未来島・研究層】ボニーはベガパンクに会うなり”くま”を戻せるかどうか詰め寄る
【新世界・とある海域】キッド海賊団が巨人族が住む「エルバフ」に到着する
【海軍本部・G-14支部】ガーブがコビーを救出する為に黒ひげのいる「ハチノス」へ向かう

最新話の感想・考察

はじめに

今週のワンピースは、ついにベガパンクの協力者が判明しました。それは、ステューシーでした。
それだけではなく、色々な情報が一気に解禁され、最後の一コマだけで情報過多となっています。
ステューシーの裏切りは、これまで匂わせていた部分があったので、予想の範囲内でしたがそれでも衝撃でしたね。
という訳で、今週も頭から見ていきましょう！

突然のナレーション

例え世界が認めなくとも
彼女はこの世に生を受けた
紛れもない「人間」である!!

成功したのだ

私は確信している
これは世界にとって
平和への大きな一歩である!!

「平和研究所MADS」所長Drベガバンク
ONEPIECE 第1072話

今週は突然のナレーションから始まりました。
このシーン、ボニーが子供の姿で嘘泣きしている為、ボニーが何か関わりがあるのでは？と考えてしまいます。
特に”彼女”と表現しているあたり、多くの読者はそう思うのではないでしょうか。

これは、最後の1コマへの伏線となるのですが、なかなか粋な演出です。

鬼気迫るジュエリー・ボニー

なんとしてでも、父・くまをサイボーグにした理由を知りたいボニーはベガパンクに迫ります。
ボニーは”跡死トシ”を使い、ベガパンクが肉体的に育った時間をキラキラと輝く物体に変え、容姿を非力な子供にしました。
ここでは、ボニーが能力のことについて少し話をしています。

安心しろ
あたしの能力は生物に対して
永遠の効力はない…!!
ONEPIECE 第1072話 by ジュエリー・ボニー

生物に対してという表現から、それ以外の物に対しては永遠の効力を働かせる事が出来るという風に言い換える事が出来そうです。時間の経過だけをコントロール出来るので、記憶などそのままのようです。改めて不思議な能力ですよね。
生物以外に対しては、永遠の効力があるのであれば、ボロボロの船とか、例えば古代のロボットなどを新品のようにする事が可能かもしれませんね。

ベガパンクとくまの約束

追い詰められたベガパンクですが、くまとの固い約束の為、真実を伝える事が出来ないようです。
娘のボニーに対して、何も話せないということは、話すことによりボニー自身に直接的な関係がある可能性がありそうです。

僕はまだ、この2人が本当の親子だとは思っていないので、そのあたりも関係しそうだなと思ってます。

バーソロミュー・くまの記憶

ベガパンクとの押し問答をしている時にボニーは何かを発見します。
それは肉球型の大きな塊です。スリラーバーク編の最後に見せたあれを彷彿さえる形状です。
麦わらの一味の痛み（ダメージ）の全てを凝縮したそれは、少しでも触れると触れた者にその痛みを与える事が出来ます。

ベガパンクはすぐに、それは危険だからという理由で、ボニーに触れさせないように仕向けましたが、ボニーはくまの能力を熟しているようで、これは記憶だと言うことに気が付きました。

そして、回想シーンでその実験のようなことを行っているようでした。

記憶を具現化出来るのであれば、今のマリージョアを目指しているくまには、ある部分の記憶がごっそりなくなっている可能性があります。今まさに触ろうとしている”記憶”には何が記録されているのでしょうか。
楽しみです。

セラフィムの威権順位

バリアのトラブル中に侵入したCP-0でしたが、CP-0側にも予想外の出来事が起こります。
それは、セラフィムも一緒に侵入してきたことです。

この研究層には威権チップを持っているCP-0よりも威権順位が上なベガパンク達がいる為、直接指示が出た場合、形勢が逆転します。このあたりの展開は非常に面白いです。セラフィムを誰がコントロールに出来るかで戦況がどんどん変わっています。戦桃丸が出てきた時は、麦わらの一味チームが有利になりましたが、ロブ・ルッチによって、意識を失わされると今度は、CP-0側に付き、今度は麦わらの一味チームを追い詰めます。しかし、またこの状況です。
目まぐるしく変わる展開は見ていて爽快感がありワクワクしますね。
ただ、この段階ではまだCP-0側が有利になっています。

カクも覚醒

当然というか、カクも覚醒しているような雰囲気を出しています。というのもポイントは”羽衣”ですね。
ロブ・ルッチ同様に黒の羽衣を身に纏っています。

動物ゾオン系の覚醒は、どうなるんでしょうね。身体能力がさらにパワーアップするのでしょうか。
超人パラミシア系は自分以外にも影響を与えるとありますが、ルフィの場合、地形などもゴムのようになっていました。
ただ、ルフィも動物ゾオン系なので、その辺の説明がよくわからないですね。ルフィの場合は、特別枠という風に見たほうが良さそうですが。

ゾロとカクが戦闘モードに入り、バチバチやりあっている最中、セラフィムも研究所を破壊する為に攻撃を仕掛けました。
爆炎が上がる中、突然、カクが倒れ込みます。

正体を現したベガパンクの協力者

冒頭の伏線回収ですね。

MADSクローン実験成功第1号「ステューシー」

そして、誰のクローンなのかも同時に判明しました。
ロックス海賊団ミス・バッキンガム・ステューシーです。

ミス・バッキンと言えば前々からロックス海賊団である可能性が高いと噂され、その事もあり、白ひげとの関係性も多いに可能性があると見られていました。

まさかのミス・バッキン。

と同時に少しずつロックス海賊団の情報も出てきましたね。
さて、CP-0が押していた局面ですがここで一気に形成が逆転しました。
ステューシーの能力はまだ未知数ですが、気になるのは、CP-0として世界政府側に居たので、世界政府はクローン人間である事は黙認していたとは言え、その他の大御所が容姿瓜二つのクローン人間に気が付かないことはあるのでしょうか？

ステューシーは、ビックマム主催の茶会やサンジの結婚式にも出席していたので。
流石に本物がいるので、怪しむことはないのかな？

さて、来週どうなるのでしょうか。今から楽しみですね。

次号はいつ？

次号2023年9号

1月30日(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年9号を予定しております。

未解決の内容リスト（比較的大きな謎）

ワンピースの正体とラフテルの場所
ルフィの夢の果て
クロコダイルが握られている弱み
エネルの再登場と月の謎（遺跡含め）
Dの意志
~~サボの安否~~ … 第1054話”炎帝”にてサボ生存が判明
黒ひげの正体とシャンクスとの因縁
麦わらの一味の最終的な人数
悪魔の実の出処
ルフィの母親
空白の100年
五老星の正体とシャンクスとの関係
巨大な王国の正式名称
ウィーブルの正体と出会い（白ひげの子供？）
イム様の正体
テキーラウルフの建設理由と行方
~~ベガパンクの正体と頭脳~~… 第1067話”PUNK RECORDS”で能力が判明
ロックス海賊団の全貌とゴッドバレー事件の詳細
麦わら大船団が起こす一大事件

【ONE PIECE】第1072話 ”記憶の重さ” 裏切り者はやっぱりあの人!?【ネタバレ】

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