※本誌の情報を元に1046話の内容について、感想や考察の記事を作成しています。
ネタバレが含まれておりますので、単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
週刊少年ジャンプ2022年21・22合併号の2022年4月25日（月）に記事を更新予定です。
前回のあらすじ
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウが悪魔の実について苦言
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィとカイドウの対決が再開
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウがルフィを噛みちぎろうとする
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィはそのままカイドウの体内に入る
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウはルフィの覚醒の影響を受けゴムの様に伸縮する
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィはカイドウの体内から抜け出すと巨人族の様に巨大化する
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィは自由な発送でコミカルに闘う
- 【鬼ヶ島・屋上】モモの助とヤマトはルフィの変化に動揺しつつも遠目より観戦
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィの覚醒状態が一時的に解除されるが気持ちを奮い立たせ再び覚醒
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウはルフィの戦闘スタイルに戸惑うも自身が最強と応戦する
最新話のあらすじ ※ネタバレ※
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウがルフィに質問する。「お前は誰だ？」
- 【ワノ国近海】象主がジョイボーイの存在に心躍らせる
- 【鬼ヶ島・屋上】ルフィがカイドウに答える。「モンキー・D・ルフィ」
- 【鬼ヶ島・屋上】カイドウの”軍茶利龍盛軍”から決闘が加速する
- 【ドーム内ライブフロア】城内に広がる火の手にチョッパーとナミが危機感を感じる
- 【城内・地下】火に囲まれ逃げ場がない
- 【城内・1階】ハート海賊団が退路を探している
- 【城内・地下】ブルックが焼死体と勘違いされ、ロビンも退路を探す
- 【左脳塔遊郭】サンジが女性を連れ、退路を探す
- 【城内・地下】ウソップが必死に仲間を助けようとしている
- 【右脳塔】フランキーが瀕死のゾロを抱えチョッパーを探す
- 【城内・4階】雷ぞうが20年前、燃える城に対して何も出来なかった事を後悔していた
- 【城内・4階】忍術により大量の水を呼び出し、ジンベイの協力により城中に水を回す
- 【城内・3階】ミンク族が炎に絶望している所に水が流れてくる
- 【城内・1階】キッド海賊団がキラーを抱え逃げている所に水が流れてくる
- 【鬼ヶ島・周辺】カイドウが弱ってきている影響で焔雲が力を無くし始めている
- 【鬼ヶ島・周辺】ヤマトがモモの助に焔雲を変わりに作るように迫る
- 【鬼ヶ島・屋上】右手に稲妻を持つルフィをカイドウが見上げる
最新話の感想・考察
はじめに
今週のワンピースは、タイトルの通り「雷ぞう」の活躍が際立っている回となりました。
これまで、雷ぞうはあまり目立った活躍をしておらず、初登場の”ゾウ”では、ミンク族に庇ってもらう立場にあり、それによりジャックの襲撃でモコモ公国は大きなダメージを負うことになった。
また、囚人を収容していた兎丼でも、ルフィの為に入手した海楼石の鍵が実は、カリブーの鍵であったりと。
城内に燃え広がる火に対して、コマ割で細かく状況を説明して絶体絶命を思わせた時に、スーパーな忍術で起死回生です。
これは悪魔の実確定かな？今までの分身などは体術の強化で出来そうな気もしますが、これは流石に忍法ってレベルじゃないです。
なんにせよ、鬼ヶ島に広がる炎を食い止める救世主となりました。
そんな雷ぞうの活躍が目立った今週号を詳しく見ていきましょう。
お前は誰だ？
覚醒したルフィは技名を決めないまま攻撃を繰り出していた。そんな中、どんな名前にしようかなと技を出した後に考えている描写がなんとも自由な感じを演出していて面白い。
そんな中、カイドウの質問が印象的だった。
場面が変わり、ワノ国近海、歩くのがほんまに遅い象主が1週のお休みを挟み登場。
懐かしいな…この鼓動…ジョイボーイ
なァ…ジョイボーイ…
まるでお前がそこにいる様だ……心がおどる…
”運命”を感じずにはいられない
ワンピース 第1046話 by 象主
彼に……期待せずにはいられないんだ……
象主もジョイボーイ本人では無いけど、同じ鼓動を奏でる人物がいることを理解している。
ジョイボーイもかつて、ゴムゴムの実を食べて覚醒した人物なのでしょう。
そして、再び鬼ヶ島・屋上。
ルフィが何を今更？という感じで「モンキー・D・ルフィ」と答えている。
カイドウはジョイボーイかどうかの確認のつもりだったのでしょうが、普通に答えられましたね。
ドラゴンボールで、悟空がナメック星で初めてスーパーサイヤ人になった時、
その光景を見たフリーザがカイドウと同じ様な質問をした。
とっくにご存知なんだろ!?
ドラゴンボール 27巻 by 孫悟空
オレは地球から貴様を倒すためにやって来たサイヤ人…
穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士…
超サイヤ人孫悟空だ!!!
なんで知ってんねんって思った読者も多かったと思います。自分で伝説の戦士って言っちゃってるし。
象主も登場して、ネタフリしたけど、ルフィはルフィでしたね。
にしても、改めて正面から見るルフィはゴムゴムの実の形にそっくりですね。
ゴムゴムの実って名前なのにゴム要素が全然ないデザインしてますからね。
覚醒は心身が「能力」に追いついた時起きる
ルフィの場合は、解放の戦士ニカが母体になるので、解放？ってことになるのかな？
誰かを助けたいという強い気持ちと体の強化が必要なのかな。
この辺りはまだ抽象的な表現ですが、悪魔の実を使いこなせても覚醒とは無縁という事ですね。
燃え盛る鬼ヶ島
今週は、城内の様子を細かく描かれています。
まず、ライブフロアのナミとチョッパー。他のメンバーとも合流できず、火を目の前に慌ててる様子です。
チョッパーがゼウスに雨で消火を頼むも、ゼウスも火傷すると拒否。
1階では、ハート海賊団のベポが暑さでのびている。ミンク族にはきついでしょうね。
別の地下では、ブルックが焼死体と間違われみんなに心配されている。
左脳塔の遊郭では、女性と共に脱出経路が探すサンジが描かれ、カイドウの焔雲の効果が弱まっている為に庭が落ち、鬼ヶ島の面積もだいぶ減っている状況なのが分かる。
また、別の地下ではアプーが一美を使って脱出しようとしているが、扉も高温の為、容易に開けることが出来ない。それに苛立つアプーに対し一美も応戦しようとしている。これは一悶着起きそう。
ウソップの「緑星」”スプリンクラー”で消火に当たるが一種にして燃えた。
イゾウとの約束を守るため奮闘するウソップの男気を感じる一幕だけど、おれも助かりてェという心の声が漏れているは、ウソップらしくていい。
雷ぞうの後悔
雷ぞうの20年前の後悔が強く描かれたシーン。護衛として側についていながら、燃える城に対して、何も出来なかった自分を悔いている。それ以来、同じ過ちを起こさないと心に刻み準備して来たと言う。
雷ぞうは悪魔の実を食べているかもしれない。というのも、今回の忍術。
象主の水浴びにより確保した水を巻物に取り込み、それを一気に解放するという忍術を披露した。
忍法 ”巻々の術” ”ゾウの水浴び”
マキマキの実？なのかな。人間が出来る限界を超えている。
溢れ出す水をジンベイの力で城中に行き渡す。いい連携技。
最終局面
ルフィもカイドウもお互い限界のところで戦っている。
カイドウが作り出した焔雲も同様に弱ってきており、鬼ヶ島を支えるにはそろそろ限界の様子。
それを察して、ヤマトはモモの助に焔雲を出すように指示している。
ワンピースの世界で、ジュクジュクの能力により大人になったモモの助がどれぐらいの時間を過ごしているかわからないが、おそらく1時間も経っていないでしょう。
カイドウの血統因子で作られた悪魔の実、おそらく同じ、ウオウオの実 幻獣種 モデル”青龍”であると予想されているが、どこまで使いこなせているのかな。凄い成長です。
というか、血統因子で悪魔の実を量産できる技術を確立していたら、ベガパンクやばいですね。
この後の戦いはもう、むちゃくちゃになる。
さぁ、大詰めも大詰め。最終局面です。
最後のシーンでは、右手に稲妻のような槍を持つルフィを見上げるように立つカイドウの描写で終わっています。
完全にエネルですね。エネル再登場してほしいな。
このルフィの能力ももはや意味がわからないが、自由ってのはチートですね。
どんなラストが待っているのか。楽しみです。
次号はいつ？
次号2022年20号では休載予定
4月18日(月)発売の週刊少年ジャンプ2022年20号では、『ONE PIECE』は休載。
再開は週刊少年ジャンプ2022年21・22合併号を予定しております。
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