※本誌の情報を元に1069話の内容について、感想や考察の記事を作成しています。
ネタバレが含まれておりますので、単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
前回のあらすじ
- 【未来島・入江】CP-0がセラフィムの返却で来島
- 【未来島・入江】島内にCP-0を入れたくないベガパンクはセラフィムの自力帰還を提案する
- 【未来島・入江】ベガパンク暗殺計画のあるCP-0はなんとか島内に入ろうと取り繕う
- 【未来島・入江】しかしベガパンクは島内に迎え入れるつもりはない
- 【未来島・入江】CP-0は船を捨てセラフィムの能力により島内へ攻め入る計画に切り替えた
- 【カマバッカ王国】くまの暴走は止まらず革命軍の静止を振り切り能力によりどこかへ飛ぶ
- 【未来島・スクラップ場】ベガパンクが夢を語る「世界中に無償で”エネルギー”が行き渡る世界」
- 【未来島・スクラップ場】求めるエネルギーに辿り着こうとすると古代の”機械兵”の存在は無視できない
- 【未来島・スクラップ場】古代の「機械兵」を知るため”古代のエネルギー”に近づく
- 【未来島・スクラップ場】ベガパンクは自身の好奇心の性で”空白の100年”に近づき過ぎた
- 【未来島・スクラップ場】ベガパンクは自身が世界政府から消される事を理解している
- 【未来島】CP-0が島内に侵入し大混乱
- 【未来島】ベガパンクはセラフィム3体の出撃準備
- 【未来島・スクラップ場】ルフィ達は”研究層”に移動する
- 【未来島】不法侵入したCP-0はホログラムの怪獣に悪戦苦闘
- 【未来島】カクが”研究層”すると迎撃システムが作動し返り討ち
- 【未来島】その様子を冷静に解説するステューシー
- 【未来島】暴れまわるCP-0に痺れを切らし攻撃を仕掛ける「暴」だがルッチに反撃される
- 【未来島】ルフィ達が”研究層”へ向かう途中でルッチと鉢合わせる。
最新話のあらすじ ※ネタバレ※
- 【未来島】CP-0が未来島に侵入し島内にパニックが発生
- 【未来島】CP-0は”四皇”となったルフィに対して上の許可が無いと手が出せない
- 【未来島】ルッチは理解してるがルフィを見過ごす事が出来ない、それは”暴”を破壊されたルフィも同じ
- 【海軍本部】CP-0の行動に元帥のサカズキが怒り心頭の様子
- 【海軍本部】サカズキは”黄猿”を向かわせ到着するまでルッチに戦わないように指示
- 【未来島】ルッチは”覚醒フォルム”となり臨戦態勢
- 【未来島】ルフィも”覚醒フォルム”となり戦闘開始
- 【未来島】ベガパンクはルフィの姿に興味津々。「ゴムゴムの実」は聞いたことが無い様子。
- 【未来島】ベガパンクは続けてルフィの事を”解放の戦士”またの名を”太陽の神ニカ”と説明
- 【未来島】ベガパンクは説く。”悪魔の実”とは人の進化の”可能性”であると。
- 【未来島】戦桃丸がセラフィム3体を引き連れてCP-0側のセラフィムと戦闘を開始
- 【未来島】戦桃丸はすぐにCP-0側のセラフィム「S-ベア」に指示を送りCP-0に攻撃させた
- 【未来島】パシフィスタの命令を聞く威権がCP-0よりも戦桃丸の方が上だった
- 【未来島】ルフィは戦桃丸と合流
- 【未来島】ルッチは司令塔である戦桃丸にすぐさま攻撃し主導権を取ろうとする
最新話の感想・考察
はじめに
今週は戦闘パートでしたね。悪魔の実の真実に迫ろうかというベガパンクの考察も飛び出しました。
ただ核心をついているかと言われると「うーん」って感じですが、着実に真実に迫っている感じはします。
そして、今回注目すべきポイントは”覚醒フォルム”という形態ですね。
それでは、今週を順番に見ていきましょう。
ルフィとルッチの因縁
これは、ウォータセブンからのエニエスロビー依頼ですね。今回本格的に戦闘が開始しました。
気になったのは「四皇」という呼び名についてです。
僕の解釈では、これはメディアが勝手につけた呼び名だと思っています。
この世界のメディアと言えば、モルガンズの「世界経済新聞」ですよね。ここが勝手に持ち上げて言っているだけだと思っていますが、この「四皇」について、世界政府も正式にこの呼び名を採用しているようですね。
それぐらい無視できない存在と理解した方がいいのかもしれませんが。
ルフィは”暴”を破壊したルッチに対して怒っています。ルフィに関しては、過去の因縁というのは無いでしょうね。
ルッチが負けたので、ルッチが勝手にそう感じているだけで、ルフィが戦う理由は”ご飯を食べさせてくれた恩”でしょうね。
サカズキさんご立腹
元帥サカズキはいつも怒っている描写しかないので、これはもうデフォルトなんでしょうね。
この人が穏やかな顔をしている日が来るのかな?
これこそ因縁でしょうね。サカズキとルフィにはそれぞれ思うことがあるでしょう。
そして、この「押すなよ、押すなよ」的な完全なる振りですよね。もはや伝統芸の域です。
ゾオン系の覚醒フォルム
さて、今回僕が一番気になったのがココです。
これまで動物系の覚醒は、異常なタフさと回復力と思われていましたが、「覚醒フォルム」という形態があることが新たにわかりました。これまで”覚醒”に関して明確に描かれていたのは超人系だけであり自然系も覚醒がまだ描かれていませんでした。覚醒が出てくるまでは悪魔の実の中で自然系が最強だと思っていましたが、覇気が出てきた時点で怪しくなり、覚醒発覚後は超人系が強くない?って感じになって来ました。そして、今回のルッチです。もう一段回ありましたね。
そもそも、ルフィが実は動物系の能力者と分かり、覚醒し見た目が大きく変化しましたが、あれは人獣化しただけで特別な状態、というよりもそもそもが”ヒトヒトの実”なので、ワンランク上というよりは、シンプルに人獣化って事ですね。
そして、ルッチの姿について、大きく見た目は変わっていませんが、黒い雲を纏わしています。これが覚醒状態という超サイヤ人的な変化点であれば、ルフィの覚醒状態である”ニカ”で同じように白い雲を纏わしているのも説明が出来ます。
そうすると、気になるのがヤマトです。カイドウと対峙した際に、雲を纏わしています。もしかするとヤマトは既に覚醒しているのかもしれませんね。ってなってくるとカイドウはまだ未覚醒?なのか、龍の状態になっているときに焔雲を纏っているのでそれが覚醒のサインなのか。ただ、焔雲という点だけで言えばモモの助も覚醒って話になるので、まぁ、カイドウは未覚醒状態だったということでOKですかね?っな訳無いと思いますが。
そして、ベガパンクは1つ重要な発言をしています。
動物系の覚醒は人格を取り込まれてしまう事が多い……‼
ONEPIECE 第1069話 by ベガパンク
コレによりルフィが覚醒した際に、さらにひょうきんなキャラに変貌した説明もつきますね。いつでもおどけて人を笑顔にするという”太陽の神ニカ”に人格を乗っ取られているということになりますね。
ベガパンクは悪魔の実図鑑を見ていた
”ゴムゴムの実”という名の悪魔の実は存在しないというのは、既に判明している事実ですが、サンジや黒ひげティーチが見ていたとされている「悪魔の実図鑑」にもやはり、載っていなかったようですね。
ここはそんなに驚く場面ではありませんが、この「悪魔の実図鑑」というのが、その内出てくるんでしょうかね。そこが気になります。これまで、五老星があたふたしていた”ニカ”の件、麦わらの一味にも共通認識としてインプットされた貴重な回となりましたね。
悪魔の実とは
今回のハイライトですね。ベガパンクの一つの仮説です。
”悪魔の実”とは……‼
誰かが望んだ「人の進化」の”可能性”である!!!
ああなれたらいいな……‼
こうなれたらいいな……‼多岐に渡る人類の未来が”能力”である!!!
従ってその”不自然”は
自然の母”海”に嫌われるという
罰を背負って存在する!!!
”能力者”とは…‼誰もが思い描いたいくつもの異次元を生きる者達…!!!
ONEPIECE 第1069話 by ベガパンク
面白いですね。能力者はみんなの夢なんですね。
となると、その誕生過程をもっと知りたくなりますね。
悪魔の実があるのであれば、悪魔の木というのが存在するのかどうなのか。
パシフィスタ威権順位
パシフィスタが命令を聞く「威権順位」というのが判明しました。
一番は五老星のようです。その次に、ベガパンク、戦桃丸と続きます。
それ以外は”威権チップ”を持っている人であれば誰でも命令を聞くようですね。
戦桃丸は海軍本部の科学部隊隊長だけはありますね。さすが。
ルッチの奇襲
トップを潰すというのは、こういう戦いにおいてセオリーですよね。
敵ながらあっぱれです。ただ、ルフィと戦桃丸の久々の再会に水を差す形になったのは残念ですが。
さて、今週はここまでですね。次回はルフィとルッチの戦いはさらにヒートアップすることでしょう。
では、また。
次号はいつ?
次号2023年3号では休載予定
12月19日(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年3号では、『ONE PIECE』は休載。
再開は週刊少年ジャンプ2023年4・5号を予定しております。
未解決の内容リスト(比較的大きな謎)
- ワンピースの正体とラフテルの場所
- ルフィの夢の果て
- クロコダイルが握られている弱み
- エネルの再登場と月の謎(遺跡含め)
- Dの意志
サボの安否… 第1054話”炎帝”にてサボ生存が判明- 黒ひげの正体とシャンクスとの因縁
- 麦わらの一味の最終的な人数
- 悪魔の実の出処
- ルフィの母親
- 空白の100年
- 五老星の正体とシャンクスとの関係
- 巨大な王国の正式名称
- ウィーブルの正体と出会い(白ひげの子供?)
- イム様の正体
- テキーラウルフの建設理由と行方
ベガパンクの正体と頭脳… 第1067話”PUNK RECORDS”で能力が判明- ロックス海賊団の全貌とゴッドバレー事件の詳細
- 麦わら大船団が起こす一大事件
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