※本誌の情報を元に1057話の内容について、感想や考察の記事を作成しています。
ネタバレが含まれておりますので、単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
前回のあらすじ
- 【花の都・城内】緑牛の技を受け、雷ぞうとしのぶが城内の医務室にてやせ細った姿で横になっている。
- 【花の都・城内】錦えもんは20年ぶりに再開したお鶴にのろけている。
- 【花の都・城内】モコモ公国の住人が集まり今後について話をしている。
- 【花の都・城内】現在の王様である、イヌアラシとネコマムシはワノ国に残り、新王様はキャロット。
- 【花の都・城内】光月スキヤキは、モモの助と日和に正体を明かす。
- 【花の都・城内】20年ワノ国を支えた、傳ジローをはじめ、河松や日和はその正体に気がついていた。
- 【花の都・城内】同じ赤鞘でも錦えもんは全く気がついていなかった。
- 【花の都・城内】麦わらの一味が古代兵器プルトンがワノ国にあることについて話をしている。
- 【花の都・城内】そこに美人になったしのぶが現れた。お玉はしのぶの弟子となり忍術を習うと宣言した。
- 【花の都・城内】麦わらの一味の会話を聞いていたカリブーが誰かにプルトンの事を知らせる。
- 【花の都・城内】数日後、城内には麦わらの一味の姿はなく、モモの助が探し回っている。
- 【兔丼・常影港】麦わらの一味、キッド海賊団、ハート海賊団が出港の準備を進めている。
- 【兔丼・常影港】ワノ国から3方向に分かれた”記録指針”を見て、それぞれが次の航海先を決定する。
- 【兔丼・常影港】バギーが海賊派遣会社バギーズデリバリーとは別に団体を設立していた。
- 【兔丼・常影港】ローがスキヤキに案内され手に入れた”ロード歴史の本文”の写しをキッドに渡す。
- 【花の都】ヤマトがルフィの一味になり、光月おでんの様に生きることを決めた。
最新話のあらすじ ※ネタバレ※
- 【花の都】講談師による講談で、ワノ国で起きた物語が語られる。
- 【兎丼・常影港への森】モモの助、ヤマト、錦えもんがワノ国を出国するルフィの元へ向かっている。
- 【兎丼・常影港への森】ヤマトは、ルフィと一緒に海には出ず、おでんと同じ様にワノ国で知見を広げる。
- 【兎丼・常影港への森】モモの助は、何も言わず出ていこうとするルフィにご立腹。
- 【兎丼・常影港への森】錦えもんも、ワノ国の真の将軍を無下にされた事に怒りを表す。
- 【常影港】ルフィ・ロー・キッドの同盟は終わり、次にあった時は敵だある事をはっきりさせる。
- 【常影港】ルフィの前に、モモの助たちが駆け寄り、鬼気迫る表情で問い詰める。
- 【常影港】「行かないでくれ。」「ずっと一緒にいてほしい。」モモの助の本音。
- 【常影港】ルフィはモモの助にプレゼントを渡す。仲間の印、麦わらの一味の海賊旗。
- 【常影港】ルフィは3人に海賊をやりたくなったら、いつでも迎えに来るといい就航した。
- 【常影港】ルフィとローは正規の安全なルートを選んだが、キッドは格下は安全がいいと煽る。
- 【常影港】挑発に乗り、ルフィ、ロー、キッドは危険な大滝の上から飛び降りワノ国を出発した。
- 【花の都】講談師によるクライマックス、カイドウ討伐後の日和と黒炭オロチの大一番。
- 【花の都】会場は大盛況のうちに、「お家再興血風禄」の終幕となりました。
最新話の感想・考察
はじめに
ワノ国編が完結しましたね。歌舞伎と同じ様に3部構成でした。やっと終わったと思う一方で、終わってしまったかっていう、複雑な心境です。次週から新たなシリーズが始まると思うと、やっぱりワクワクが勝ちますけどね。
今回も色々ありましたが、まぁ想定内です。結局、ゾロの死神はどうなったの?って思いますが、まぁそれもどこかで回想が入るでしょう。と言うわけで、今週もざっとさらっていきましょう!
講談師による、ワノ国の新しい講談(講釈)
これまで、黒炭家による刷り込みがありましたが、やっと真実が語られる時が来ました。
次の世代に語り継がれる歴史というのは、こういう民間の力も大切だと思います。
尾田さんが、ワノ国で書きたかった事の1つにこれも入っているんじゃないかな?知らんけど。
導入部分がこれで、テンション上がりますね。アニメは特にBGMもあり、これも楽しみです。
鬼気迫るモモの助
ヤマトは結局、ワノ国に残る事になりましたね。おでんの意志を継ぎ、一緒に旅に出るかと匂わせていましたが、おでんと同じようにまずは、ワノ国を渡り歩き、まずは知見を広げ、その上で、海に出ると考えたようです。ヤマトらしいですね。
そして、モモの助です。相談もなく、あいさつもなく、黙ってワノ国を出ようとするルフィに怒り心頭です。
ワノ国の真の将軍となったモモの助に対して、無礼な態度を取ったと錦えもんも血相を帰る。
まずは、なぐる、そして噛み付くっていう表現がなんとも子供っぽくて好きです。
この辺の言葉選びのセンスは尾田さんは流石だなって思います。モモの助はまだまだ子供です。
おれの”仲間”
ルフィと面と向かうと、モモの助の本音が出る。
「行かないでくれ!!!さみしぃィ!!!ずっと一緒にいてほじい〜!!!」
そして、泣きじゃくるモモの助にルフィは”麦わらの一味”の海賊旗を渡す。
「おれの”仲間”に手ェ出すって事はおれ達にケンカを売るって事だ!!!」
思い返すと、ルフィが麦わらの一味の海賊旗をちゃんと渡す描写は初めてじゃないのかな?
魚人島編ではビックマムにオレたちのナワバリと言っていたので、同じ様に海賊旗がある可能性はありますが、こういう形でちゃんと渡してはない。また、ラブーンに仲間の印として麦わらのドクロマークの絵を描いたことはありますね。
数少ない描写であることから、特別感はやはりあります。
そして、今まで「ヤマ男」と呼んでいましたが「ヤマト」としっかり呼んでいます。
これはもう、仲間確定ですね。ビビも含めて一緒に行動する日がやってくるのかな?
モモの助の決意とヤマト
ここは、そんなに取り上げなくてもいいんですけど、ヤマトが可愛いの特別です。
モモの助の決意に茶化すヤマト。ワンピースらしくていいですね。
ただ、モモの助はいずれ、合流すると思います。結局、石工職人としてのワノ国は何もなかったので。
ウソップやフランキーあたりは、海楼石の加工技術を学んでそうでしたが、光月家との絡みが少なかったので、どうなんですかね?実はって展開で、今後出てくるのかな?
最後まで楽しい3人
ワノ国編の見どころに1つにルフィ、ロー、キッドのやり取りは絶対に入ってくる。
この3人の子供っぽいやり取りはホンマにほっこりします。そして最後も張り合っていましたね。
行き先を決める際のログポースの時といい、最後まで楽しませてくれます。
しばらくこのやり取りが見れなくなると思うとちょっと残念です。
燃えてなんぼの!!!”黒炭”に候っ!!!
講談のクライマックスです。カイドウとビックマムを打倒したあと、本当の黒幕である、黒炭オロチ。
全ては黒炭家の陰謀からこの悲劇は始まりました。
日和とオロチのやりとりは、以前描かれていましたし、そこで、無礼者と言い放った日和のカッコよさと強さを感じましたが、まさか、こんなやり取りもあったとは思いませんでした。
亡き父の最後の言葉を同じ言い回し。見開きでドーン!!と男前ですね。
ナレーションもかっこいい。もうね、アニメ見たい。間違いなく泣く。いいな。カッコいい。
ワンピースは世界中で愛されている漫画ですが、この雰囲気をリアルに楽しめるのは日本人の特権ですね。
最後のモモの助の言葉、「旗をどこにかかげようか」もいいですね。
良き将軍になって、ウオウオの実の力を自在に扱えるようになったモモの助の再登場に期待です。
次号はいつ?
次号2022年39号では休載予定
8月29日(月)発売の週刊少年ジャンプ2022年39号を予定しております。
未解決の内容リスト(比較的大きな謎)
- ワンピースの正体とラフテルの場所
- ルフィの夢の果て
- クロコダイルが握られている弱み
- エネルの再登場と月の謎(遺跡含め)
- Dの意志
サボの安否… 第1054話”炎帝”にてサボ生存が判明- 黒ひげの正体とシャンクスとの因縁
- 麦わらの一味の最終的な人数
- 悪魔の実の出処
- ルフィの母親
- 空白の100年
- 五老星の正体とシャンクスとの関係
- 巨大な王国の正式名称
- ウィーブルの正体と出会い(白ひげの子供?)
- イム様の正体
- テキーラウルフの建設理由と行方
- ベガパンクの正体と頭脳
- ロックス海賊団の全貌とゴッドバレー事件の詳細
- 麦わら大船団が起こす一大事件
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