みなさん、こんにちは。
いしかわつかさです。
先日の7月1日に再び、日本列島に衝撃が走りました。
6月7日の「WWDC 2022」でMacbook等が為替レートの関係で値上げされましたが、今回はより身近なiPhoneなだけに注目度が大きいです。
日本の円安はどこまで進む?
みなさん、ご存じの通り、今年の2月後半より急激な円安が進み、2022年7月5日現在140円台に迫ろうとしています。
約24年ぶりに一時1ドル=137円に達しましたが、一体どこまで進むのでしょうか。
円安にはメリットとデメリットがあり、日本経済や生活にどのような影響を与えるか理解する必要があります。
輸出企業の価格競争力が上がる
メリットとして捉えられるのは、やはり輸出関連企業の価格競争です。日本国内で製造・生産された製品を海外で割安に購入できる為、売れ行きが良くなる為、輸出が多い製造業にとってはメリットになります。一方で、輸出が少ない非製造業では円安のコストが増大に繋がりデメリットになります。
物価上昇で家計にはダメージ
一般市民にとってはデメリットでしかないと思います。
海外からの輸入する物の値段が上がります。日本では、エネルギーや食品の多くを輸入に頼っている為、円安の影響を大きく受けます。製品価格の値上げは避けられません。
加えて、現在はウクライナ情勢により原材料価格が高騰し、物価上昇がおさまらない状況です。光熱費や食費が上がれば家計に大ダメージとなります。
市場では今後も円安が進む見込み
円安の原因の1つは、日銀が金融緩和政策を変更しないこと。物価上昇を抑えるためには、金利引き上げが有効です。
しかし日銀は当面の間、量的緩和政策と超低金利政策を続けるものとみられています。
円安は日本経済にとってプラスと認識
日銀は2022年4月の金融政策決定会合で、金融緩和の効果を維持するために長期金利上昇を抑制する姿勢を明確にしました。現在の物価上昇は日銀の目指す安定的な物価上昇とは違うとし、円安についても「全体としてプラス」と評価しました。
少なくとも黒田総裁の任期が満了する2023年4月までは、日銀は金利を上げないと予想されています。
円高への反転時期
これが分かれば誰も苦労はしませんが、為替相場が円高ドル安方向に転じるのは、早くても2022年秋以降と見られています。FRBは、数回にわたる金利引き上げを検討しています。2022年秋頃には、景気に対して中立的な「中立金利」の水準に達する見込みです。その後は利上げも緩やかになり、徐々に円安に歯止めがかかるとみられています。
150円台までは伸びる予想をしています。
秋以降は落ち着くと思いますが、こればっかりは難しいですね。
Apple製品が続々と値上げ!!
一連の値上げに関して、一番驚きなのは、事前に告知が無いという事です。
つまり、公式に説明は行われていない点です。
日本は世界一Apple製品安い国として有名ですが、遂に為替の影響が来たかって感じです。
米国での販売価格に変更はないことから、最近の為替レートを適用したものだと考えられます。
逆に言えば、円高傾向に進むと以前の価格帯に戻ると考えていますので、今は購入を控える方がよいかなと思います。
Series/Model | 改定前 | 改定後 | 差額 |
---|---|---|---|
iPhone 13 128GB | 98,800 | 117,800 | 19,000 |
iPhone 13 256GB | 110,800 | 132,800 | 22,000 |
iPhone 13 512GB | 134,800 | 162,800 | 28,000 |
iPhone 13 mini 128GB | 86,800 | 99,800 | 13,000 |
iPhone 13 mini 256GB | 98,800 | 114,800 | 16,000 |
iPhone 13 mini 512GB | 122,800 | 144,800 | 22,000 |
iPhone 13 Pro 128GB | 122,800 | 144,800 | 22,000 |
iPhone 13 Pro 256GB | 134,800 | 159,800 | 25,000 |
iPhone 13 Pro 512GB | 158,800 | 189,800 | 31,000 |
iPhone 13 Pro 1TB | 182,800 | 219,800 | 37,000 |
iPhone 13 Pro Max 128GB | 134,800 | 159,800 | 25,000 |
iPhone 13 Pro Max 256GB | 146,800 | 174,800 | 28,000 |
iPhone 13 Pro Max 512GB | 170,800 | 204,800 | 34,000 |
iPhone 13 Pro Max 1TB | 194,800 | 234,800 | 40,000 |
64GBストレージ/Wi-Fi | 59,800 | 72,800 | 13,000 |
64GBストレージ/Wi-Fi+Cellular | 77,800 | 94,800 | 17,000 |
256GBストレージ/Wi-Fi | 77,800 | 94,800 | 17,000 |
256GBストレージ/Wi-Fi+Cellular | 95,800 | 116,800 | 21,000 |
iPad Pro 11インチ(128GB/Wi-Fi) | 94,800 | 117,800 | 23,000 |
iPad Pro 12.9インチ(128GB/Wi-Fi) | 129,800 | 159,800 | 30,000 |
iPad Air(64GB/Wi-Fi) | 74,800 | 84,800 | 10,000 |
iPad(64GB/Wi-Fi) | 39,800 | 49,800 | 10,000 |
Apple storeで免税購入対応を終了
2022年6月21日をもって、消費税免税購入を終了していました。
実はこれが僕的には一番衝撃でした。今回、AppleWatchを買い替えようと思っていたので、Apple Storeへ行きましたが、まさかの出来ませんと言われた。
日本は世界一Apple製品が安い国なので転売対策と見られています。ただ、今の円安の影響でめっちゃ安いという感じになりませんでしたが、せめて一時帰国の期間は免税対応して欲しかったなと思います。
まとめ
Apple製品が順番に価格改定を行っています。今はまだAppleWatchの価格改定はありませんが、今後間違いなくあります。
僕の予想は、秋の新製品発表の時だと思っていただけにかなり早かったです。今使っているiPhoneやMacbookに大きな不満が無ければしばらくは様子を見た方がいいと思います。
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