※本誌の情報を元に1053話の内容について、感想や考察の記事を作成しています。
ネタバレが含まれておりますので、単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
前回のあらすじ
- 【聖地・マリージョア】五老星が四皇2人の同時陥落を不安視する
- 【ワノ国・近海】象主が姿を消した
- 【聖地・マリージョア】ニコ・ロビンがどうしても欲しい五老星
- 【聖地・マリージョア】謎の人物が五老星へ妨害電波を利用しコンタクトを取る
- 【鬼ヶ島・城内】ホーキンスとドレークがそれぞれの顛末について話す
- 【花の都】決着より7日目が経過した模様
- 【桃源農園】カイドウを倒した男がジョイボーイだと伝えられる
- 【鈴後・常世の墓】おでんのお堂を立てる話をしている
- 【鈴後・常世の墓】お堂を囲うように康イエや各大名、アシュラとイゾウの墓も
- 【花の都・城内】ヤマトがルフィ達が目覚めるため、お風呂と食事を断っている
- 【花の都・城内】日和によりルフィとゾロが目を覚めた事が伝えられる
- 【花の都・城内】元気よくルフィは肉、ゾロは酒を要求する
- 【城内岩風呂】男湯と女湯に別れて風呂に入る。ヤマトは男湯に入り女だとバレる。
- 【兔丼・常影港】フランキーを始めワノ国の大工が船の修理をしている
- 【兔丼・常影港】アプーが懸賞金と新しい海の皇帝の名前が描かれた新聞を持ってくる
- 【ワノ国付近】緑牛がワノ国に迎えっている
最新話のあらすじ ※ネタバレ※
- 【聖地マリージョア】五老星が海軍の手配書担当へやり直しを命じるも既に世界中に展開。
- 【どこかの街】ルフィ・キッド・ロー共に懸賞金額30億ベリーとなり、ルフィの手配書は獣化したニカの姿。
- 【ワノ国・兔丼】新たな皇帝が判明。それを見たキッドがルフィのいる花の都へ急いだ。
- 【ワノ国・城】台所役人が料理を作るが2時間も待てない一同は城下町のお祭りに出掛けた。
- 【ワノ国・花の都】ルフィ・ヤマト・チョッパーは屋台の食べ物を食べ歩いている。
- 【ワノ国・花の都】ブルックと日和は”月姫”を演奏。
- 【城内・地下】ロビンと話す天狗がおでんの父・光月スキヤキと判明する。
- 【城内・地下】スキヤキは断言する。プルトンはワノ国にあると。
- 【鬼ヶ島】キング・クィーンが緑牛に勝負を挑み乾杯する。
- 【鬼ヶ島】緑牛の名前がアラマキと判明、更にルフィの首を取りに来た。
- 【カイドウ討伐後の回想】ルフィがモモの助にカイドウを倒したのは自分ということを隠すように伝える。
- 【ワノ国・花の都】ルフィはみんなと乾杯するためお酒を持ち一番高い櫓に上がる。
- 【ワノ国・花の都】櫓に上がったルフィを見つけたキッドがルフィを消そうを詰め寄るが一緒に大乾杯を行う。
- 【ワノ国・花の都】キッドはルフィに新しい四皇が描かれた新聞を見せつける。
- 【ワノ国・花の都】新四皇は、赤髪のシャンクス、麦わらのルフィ、黒ひげティーチ、千両道化のバギー
最新話の感想・考察
はじめに
1ヶ月の休載が発表されて休み前の最後の1話です。そりゃドキドキ・ワクワクですね。先週は懸賞金と新たな皇帝の発表を前に終わりました。今週号のタイトルは「新しい皇帝達」。タイトルから楽しいです。
大きな戦いが終わった後は、目まぐるしく情報が飛び交いますが、今まさにそれです。
この状態で1ヶ月待ちはなかなかの苦行ですが、みなさん一緒に耐えましょう。では、今週もポイントをさらっていきます。
マリージョアの五老星が取り乱す
一番気になっていた3人の海賊船帳は全員同じ懸賞金額、30億ベリーとなりました。
そして、五老星が一番隠したかった”ヒトヒトの実 モデル ニカ”の存在を新たな写真と共に世界に発信することになってしまsった。「Dも外せ」と言っていることから、以前、ゴール・D・ロジャーをゴールド・ロジャーと言い換えたように、ルフィもモンキード・ルフィとしたかった様子が伺える。
というか、世界政府の無能さと来たらひどいね。こういうのは、ルールで決めたらいいんですよ。
対象者が世界政府への驚異となりうるかどうかは置いといて、一律にDの文字は伏せるというルールを。
ルフィに至っては既に頂上戦争でもやらかしてるから、その時点で消しても良かった。
ポートガス・D・エースやマーシャル・D・ティーチもというか、そもそもろんやけど、ルフィとかローでもいい気がする。
フルネームである必要性ってなに?顔写真あるから分かるでしょ。サンジもヴィンスモーク家というのがわかってから、手配書がフルネームのヴィンスモーク・サンジになってるし、フルネームが分かるのはフルネームでっていうこだわりが強い。
そして、カイドウの敗北を知って一足早く逃げたCP0の名前がゲルニカというのが判明し、写真はゲルニカが撮影したものだというのもわかった。今回は炎のカメラマン・アタッチャンじゃなかった。そのゲルニカもビック・マムの船で消息を絶っている。マムの船にはそんな強いの残ってないと思うけどね。ペロス兄もやられてるし、他に誰か強いの乗ってたっけ?
一番は、モルガンズのイケイケな感じ。ニュース・クーが飛び回ってる所で笑ってるシーンがめっちゃ好き。
「たまらねェな!!!このライブ感!!!」
花の都は今もお祭り
決戦より7日後に目覚めたルフィですが、その間も起きたら宴という約束のもと、火祭りの飾り付けはそのままにしていた。
お城でも宴の準備をしていましたが、台所役人が客人達に何かあってはならないと思い、全てすり潰し湯煎で固め、毒味を計3回も行ったことで宴会を行うまでに2時間を要した。当然待てない麦わらの一味は祭りに繰り出し、屋台の食べ物を食べ歩いた。ブルックは日和とライブ演奏を行っている。
一方、ロビンは城内の地下でポーネグリフがある一室であるものを探していた。
そこに登場したのが、天狗。そしてその天狗が、光月スキヤキであると明かされた。
これは、もうみんな気がついてたことですね。アニメでも声優が同じだったり、趣味がこけし集めと共通点があった。訳あって、花の都には行けないというのも、重要な要素でしたね。
そして、ロビンが核心を突く質問をする。プルトンがワノ国にあるはずと。
少し、間を開けてからスキヤキが口にした。「あるとも」と。
これにはびっくりした。というか、ずっと知ってたロビンはなかなかいけずですね。
プルトンはウォーターセブン編で設計図が燃やされたので、カティーフラムこと、フランキーが記憶から作るのかなと思ってましたが、過去に使われていたプルトンが実在していた。
何らかの武器っぽいニュアンスは、ウォーターセブンで語られていたので、武器工場として動いていたワノ国にあったのはなかなかの因果。カイドウは知っていたのかな?
ロード・ポーネグリフもワノ国にあるので、これで一気に話が進展しますね。
最新話で描かれていたポーネグリフはおそらく、白黒でわかりにくですが赤くないと思うので、別の場所にありそうです。
緑牛”アラマキ”
緑牛が遂に全貌を表しました。
瀕死の百獣海賊団幹部のキングとクィーンですが、緑牛に対して何も出来ずに敗北しています。
悪魔の実を食べているのは確定していますが、ロギアかな?体を根っこのように変化させ水分を奪っている様子が描かれています。ただ、今までのロギアとはちょっと違った形ですね。物理攻撃もしっかり受けそうです。
体の一部をバネのように変化させたベラミーはパラミシアのバネバネの実なので、これは体を植物に変化させる能力だとしたら、パラミシアになるのかな?自然物というのがちょっと難しいですね。
緑牛のモデルは俳優の原田芳雄さんと多くの考察者が示唆していましたが、大方の予想通りという結果になりました。
緑牛のアラマキという名は原田芳雄さんが映画「浪人街」で演じた荒巻源内の名が元になっています。
1990年公開の映画「浪人街」は原田芳雄さんの主演映画ですが、黄猿(ボルサリーノ)のモデルとなった田中邦衛さん、藤虎(イッショウ)のモデルとなった勝新太郎さんも出演しています。今の三大将がこの三人です。
緑牛の胴体に書かれている「死川心中」とは、どう意味なのでしょうか。
尾田さんは、落語好きとしても有名な為、落語の演目の「品川心中」から取っているかもしれません。
また、歌手としても活動していた原田さんは「新宿心中」という曲も出しています。
この2つから取っている可能性は高そうです。
そして、いきなり出てきてルフィの首を取ろうとする所など、青雉(クザン)とどうしても被ってしまう印象の強い緑牛ですが、青雉のモデルとなった松田優作さんは原田芳雄さんをリスペクトして、演技なども参考にしたというのも有名な話だそうです。ただ、青雉の「だらけきった正義」とは違い、赤犬(サカズキ)の事をリスペクトしているので、そこは相反する形となりそうです。
このまま、花の都に向かう訳ですが、ルフィ達麦わらの一味はどうなるのでしょうか。一ヶ月は長いですね。
ワノ国を救ったのはジョイボーイ
先週号で、ワノ国を救った英雄はジョイボーイという触れ込みになっていまいたが、ルフィ自身が名前を隠すようにモモの助にお願いしていたようですね。これで謎が溶けました。
ただ、隠すならもう少し気の利いた名前にしたら良かったのになって思います。
いずれ麦わらの一味が世界をひっくり返す時、おそらく、ジョイボーイ=ルフィというのも一緒に伝えられることでしょう。そうなると、ジョイボーイ=ルフィ太郎というのも、時間の問題ですね。
新しい皇帝達
いち早くビックニュースの新聞を見たキッドは、ルフィを消そうと花の都に向かいます。
櫓の上から宴開始の乾杯をするルフィはキッドが来たことを嬉しそうに抱き寄せ、盛大に大乾杯を行います。
その後、ルフィに新聞を見せつけ新しい皇帝達が判明することになりました。
なんと言っても海賊派遣バギーズデリバリーのバキー座長ですね。
この皇帝を決めているのはモルガンズだと思うので、キッドやローも四皇の一角であるビックマムを崩しているんですが、それ以上のインパクトをバギーは残したことになります。まぁなんかうまいことやったんでしょうね。
世界政府がわざわざ四皇などと海賊をもてはやす事はしないと思うので、話題性含めた大きな事件を引き起こしたことは間違いないですね。革命軍と世界政府はサボの件で戦争してそうやし、色んな所で掻き乱したのかな。
この辺りも再開後は描かれるでしょう。みんなの考察も1ヶ月の間バンバン出てきそうなので、それも楽しみです。
次号はいつ?
2022年33号まで休載予定
週刊少年ジャンプ2022年30号から33号まで、『ONE PIECE』は休載。
再開は週刊少年ジャンプ2022年34号を予定しております。
未解決の内容リスト(比較的大きな謎)
- ワンピースの正体とラフテルの場所
- ルフィの夢の果て
- クロコダイルが握られている弱み
- エネルの再登場と月の謎(遺跡含め)
- Dの意志
- サボの安否
- 黒ひげの正体とシャンクスとの因縁
- 麦わらの一味の最終的な人数
- 悪魔の実の出処
- ルフィの母親
- 空白の100年
- 五老星の正体とシャンクスとの関係
- 巨大な王国の正式名称
- ウィーブルの正体と出会い(白ひげの子供?)
- イム様の正体
- テキーラウルフの建設理由と行方
- ベガパンクの正体と頭脳
- ロックス海賊団の全貌とゴッドバレー事件の詳細
- 麦わら大船団が起こす一大事件
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